タグ:絵の描き方

「2.何を描けばいいのかは芽の出所から決まる」と前回書きましたナイフラの小池ですこんばんわ!

さて、あなたの芽の出所はどこでしたでしょうか。芽の出所がわかったら、それに添って必要なアイテムを揃え訓練をすれば望む先に到達できます。

たとえば「①精緻な描写」をしたいなら、対象の観察・仕組みの把握・好ましく感じるタッチの種類を調べる・そのタッチの習得…「精緻」の定義も自分で決める必要があります。というか、自身が判断できるはずです。このくらいの細かさがあると描けていると「感じる」という線引きが。

今回は小池の場合を書きますね。
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小池は幼少期、漫画家に憧れたので、漫画をしこたま眺めていて(ちなみに『ダイの大冒険』でした)気付いたんです。
同じキャラクターの顔が何回も必ずかけなければならない。
どのキャラクターでも自在に動きを描けなければならない。
お話の作り方よりもまず、キャラクターの描写に注目したんです。
なので小池のスタートは②漫画系。
「キャラクターを自由自在に描けるようになる」こと。
ということは、本来は目標は「絵が描けるようになって漫画家になりたい!」
なわけですよね。

でも小池の「絵が描けるようになりたい!」の芽の出所は、漫画を描く、ではなかったんですよ。
芽の出所を把握していなかったから、ここにその後のまがりくねりイラストレーター人生のスタートがあるのです…今思えばですけどね。

ちなみに、漫画を描くには漫画自体を描かないとなにも得られないので、絵を描いてたところで漫画は描けるようにならない。
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ボーカルレッスンしてて歌が作れるようになるかというとそれはまた別なのと同じです。(分けずに考えたら一緒に進めていけるだろうけれどね。そして実際、習得って同時並行だしね。)

漫画の構成要素のひとつとしての絵、として絵をとらえず、漫画を成り立たせてるのは絵だ!絵をこそ描けなければ!と勘違いした幼少期の小池は「漫画を描きたい」ではなく「漫画に出てくるような、一定のクオリティで安定した絵柄を獲得したい」が、目標の正確なところだったんですね。
それほどに小池には魅力的でした、漫画家さんの描く絵ってどれも。画家やイラストレーターという人々が描く絵よりも、私には。

さて出所によってやるべき事は自ずと決まって来ます。それについては次回!


書いてて本当に感じたけれど、ありがとう、ありがとう世の漫画家さんたち。
あなたたちの描いてくれたものへの憧れとわくわくが、今の私を作ってくれています。

人間、生きてきて、〜の仕方、なんてものはほんとは存在してないというのを体感しているのが前提です。みんな気づいてるでしょ?

ぜんぶ、誰かの気付いたこと。誰かがそれを言葉にしたものの集積です。しかも集積の種類も度合いも人それぞれ。情報は、使う人間次第で如何様にもなるというのを昨今ほどまざまざと目撃する時代もないんじゃないかと思います。

なのでわたくし小池の場合、小池が今まで描いたり見たり考えたりしてきた中で、これはどうやら小池としては確からしいというものを陳列する以外にありません。
「小池がこう言ってたじゃん!」
ええ、私はそう経験したからそう言えた。
あなたの場合はあなたが作っていくの。
私の経験は私のもの。
ひとしく、あなたの経験はあなただけのもの。
楽しく生きようじゃないか!

というわけで、絵を描くとここが楽しいよ!というメリットの話をしていこうと思います。

絵を描くとあるいいことかぁ、そうだなぁ…
【絵を描けるメリット】
0.意外と褒められる
1.ものの見方が変わります
2.自分の個性がわかります
3.世の中の制作物をこう見るようになります
4.自分で作れるからこそできること、が発生します
5.趣味だろうが仕事だろうが強みになります

じゃあ絵を描くには?
【絵の描き方】
0.まず自分を愛する
1.線を引く
2.面をつくる
3.色を考える
4.うそは道具
5.誰にあげるか考える

道具そもそもなにがいるのさ!
【絵を描くときに必要なもの】
0.アナログとデジタルの違い
1.小池は鉛筆が好き
2.小池はつけペンが好き
3.小池はベジェ曲線が好き
4.水彩をおすすめする理由
5.アクリル絵具をおすすめする理由
6.コピックをおすすめする理由
7.1〜6まで実は紙が命
8.デジタル作画をおすすめする理由
9.1番の道具はあなた自身

ざっと思いつく限りではこんなトピックになりそうです。
んーでもどの順番にしよう。
頭からいこうかしら。
ぜんぶの1個目ずつから書いてこうかしら。
後者だな。

話せば他にもたぶん出てくるけど…ちゃんと小池以外の人にも役に立ちそうな内容を文章にするとしたらこうなるかなぁ。
私は話が拡散してゆきやすい傾向にあるので、ひとまずはこの流れで書いていこう。

なにかが自分の手から出てくる絵は、誰でも使える素敵な魔法なんだぜ。

写真は、待ち時間に描いた落書き。
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こんばんわ! あけまして、あけまして。

2017から2018へ、新年とともに個人ブログを始めましたナイフラのボーカル小池です。
簡単に自己紹介を。

日頃はイラストレーターとしてお仕事しています。
(小学生向け教育系メイン。パンフレット表紙やポスターイラスト、キャラクター作成など)

バンドはナイフラこと「ザ・ナイトフライヤー」でボーカルと作詞曲担当しています。
(作る曲は昭和歌謡曲とトラウマ系みんなのうたの傾向にあり)

2017年は銀座奥野ビルにて絵の展示活動も開始しました。
(原画展示系はペン画と水彩画がメイン) 猫数匹と一緒に暮らしています。

詩と哲学が好きで学生時代は後期ハイデガー専攻でした。

人生必携の漫画作品は日本橋ヨヲコさんの「G戦場ヘブンズドア」。

このブログでやりたいことは、ずばり「紹介」です。

絵の描き方やおススメ画材あれこれ、知っておくといいよという絵を描くことに関する基本知識、ステキな詩人さん、漫画家さん、ナイフラをやっている中でもろもろ考えたり身につけた作詞や作曲のしかたなどなど… 「絵を描いてみたい!歌を作ってみたい!考えるうえで価値ある情報が欲しい!!」っていう、色々始めたての頃の自分に向けたアドバイスのテンションで、つらつら発信していきたいなと考えています。

「ここについてもっと書いて!」ってリクエストもらえたら、書ける範囲で書いていきたい所存です。時間の使い方は日々のお仕事を優先なので、できる範囲にはなりますけれども…

さぁさぁ、2018が始まりました!
素敵な日々を、この手でその手で作っていきましょうぞ。

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